ティーショットで叩いた次のショットで、もっと叩いたこと、ありますよね。
自分はあります。むしろ、何度もあります(今でも、たまに)。

OBを打って、暫定球も曲げて、3打目でグリーンに乗せようと無茶した結果ザックリ……みたいな。
気づけば1ホールでスコアの半分を使い切るという地獄、あれです。

100が切れない時のスコアって、半分くらいはこの「取り返そうとして大叩きした1ホール」の積み上げだと、自分は感じています。

CONCLUSION
取り返そうとした瞬間、
傷は深くなる。

ミスの直後、判断は驚くほど浅くなっている

ミスをした直後の自分を振り返ってみてください。
たぶん、こんな感じだったと思うんです。

「アレ?変だな?」
「ちょっと当たりが薄かっただけかな」

──これくらいの、驚くほど浅い分析のまま、次のショットに入っていませんか?
自分も、長いことそうでした。

そして、これがいちばんマズいんですが、
同じクラブを、もう一度握っていませんか?

一番ダメなのは、同じクラブをもう一度振ること

ハッキリ書いておきます。
同じクラブで、同じミスは、もう一度出ます。

理由はシンプルで、原因が分かっていないから
分析が浅いと、また同じスイングになって、また同じ結果が返ってきます。
そして「2連続でダフった」みたいな展開で、メンタルが完全に崩れていく(凹みます…)。

NG / ありがちな流れ

同じクラブを、もう一度振る

「アレ、変だな?」 → 同じ7番をもう一度握る → また同じミス → さらに焦る → スコアが崩壊。原因が分からないまま、同じ条件で2回目を打つのが一番ヤバい。

OK / こう変える

クラブを変える、刻む、攻め方を変える

同じ条件で2回打たない。番手を変える、PWで一度刻んで距離を残す、狙うラインを安全側にずらす。「同じ失敗をしない仕組み」を作って次のショットに入る。

ちなみに自分は、ショット地点にクラブを2〜3本持っていく派です(バッグの中身は規定通りの14本)。
ミスが出た時にすぐ別のクラブへ切り替えられるよう、選択肢を手元に残しておく感覚。これ、地味にすごく効きます。

やることはひとつ、まず落ち着く

ミスの直後にやるのは、テクニックでも分析でもなくて、
「一度落ち着く」。これだけです。

01
一度クラブをバッグに戻す(手に握りっぱなしにしない)
02
ボールから少し離れて、コース全体を眺める
03
深呼吸する。ひとつだけでいい
04
1打ペナルティを払った」と思って、頭を切り替える
05
別のクラブで、別のプランを立てる

意識的にやらないと、身体が勝手に「取り返しモード」に入っているんですよ。
これを止める。それだけで、傷の深さは全然違ってきます。

「1打ペナルティを払った」と割り切る

これ、上級者の人と回ると本当に分かるんですが、
彼らはミスはミスと完全に割り切っているんです。

1打ミスれば、ボギー。
2打ミスれば、ダボ。
3打ミスれば、トリ。

これくらいシンプルに考えていて、そのホールで取り返そうとしない
だから、ミス1回がボギー1個で済む。これがデカいんです。

ミスの数 × ホールスコアの目安

1ミス
ボギー+1
2ミス
ダボ+2
3ミス
トリ+3
取り返そうと
した結果
大叩き+5〜7
100切りで一番怖いのは、ボギーで済むはずだったホールを、トリやダブルパーにすること
ミスを取り返さないだけで、スコアは勝手に整っていきます。

取り返したいなら、このホールではなく「次のホール」で

ここまで読んで、「じゃあ取り返したい気持ちはどこに置けばいいの?」と思った方へ。
答えは、「このホールじゃなく、次のホールで」です。

これで、トータルでは±0です。
むしろ、ミスしたホールでさらにミスを重ねるパターンより、はるかに上のスコアで上がれます(実体験)。

ゴルフは18ホールあります。1ホールで取り返さなくていいです。
切り替えは、ホールをまたいでやる。これがゴルフの基本動作だと、自分は思っています。

明日のラウンドで意識すること

最後に、明日のラウンドで覚えておいてほしいことを5つ。

01
ミスは「1打ペナルティ」で割り切る
02
同じクラブで、続けて打たない
03
ミスの直後ほど、深呼吸して落ち着く
04
取り返したい気持ちは「次のホール」に持ち越す
05
ショット地点までクラブを2〜3本持っていく(逃げ場を作る)

最後にひとつだけ。
ミスは出ます。何回も。プロでも出ます。
出ることを前提にして、出た時に被害を最小化する。それだけで、100は切れます(自分はそうでした)。

明日のラウンドが、ちょっと良くなりますように。